AEDはまず低価化、そして全自動化を望む
『自動車学校でのAEDの実習を経験して思うこと』
24歳無職、3人家族で普段は英語の勉強をしています。
『AEDを知ったのは小学生の時』
小学生の時、学校に講師の方がいらっしゃってAEDについて説明していただいたのがAEDとの出会いでした。
その時は遠目から講師の方がAEDを操作しているところを見ていただけで、実際に自分でAEDを操作する事はありませんでした。
中学、高校でもAEDに関する講習がありましたが、やはり遠目から見るだけで自分で操作することはありませんでした。
その時感じたのは、いくら機械が手順を教えてくれると言っても実際の状況でうまくやれる気がしない、ということでした。
『AEDを個人所有するなんて考えたこともなかった』
高校を卒業してから浪人生活をしていましたがなかなか結果が出ず、ある日父親から自動車学校に行くように言われました。
自動車学校へ通い始めてから一ヶ月が経った頃、仮免の試験に合格した直後の授業がAEDの実習でした。
座学と実習で二時間の授業だったのですが、その時教官に「家庭用のAEDもあるんだよ」という事を教えて頂き、驚きました。
それまでAEDを個人や家庭の単位で持つなんて全く考えたことがなかったからです。
AEDとは公共の場にあるもので、家庭で持つようなものではないというイメージがありました。
『AEDが普及するにはもっと低価格にならなければいけない』
AEDの価格について調べてみると、相場は約50万程で、定期的に買い換える必要があるように感じます。
レンタルでも月5000円と、決して安くない額を払わなければいけません。
約50万円もするものを数年毎に買い換えないといけないのはかなりの負担だと思います。
それに加えて、AEDを個人で所有出来るということを知らない人がまだまだたくさんいるのが現状だと思います。
自分も自動車学校に行かなければ知ることは無かったと思いますし、
家庭用のAEDについて教えてもらえたのはたまたまその教官の方が教育熱心だったからなのだと思っています。
『AEDは全自動化してほしい』
AEDの実習で一番大変だったのは心臓マッサージでした。
これは上手にやるのが難しく、毎日練習していないと有事の際にちゃんとした心臓マッサージは出来ないと思いました。
しかし、心臓マッサージの練習を毎日しなければいけないというのは少し負担が大きいように感じます。
なので、スイッチを押せば後は全てAEDが自動でやってくれるようになるのが理想だと思います。